泉涌寺にて

京都の名刹 「泉涌寺」(真言宗泉涌寺派の総本山)に行ってきました。

真の静けさを感じたひとときでした。


京都市バスを泉涌寺道で下車し、約800mの登り坂を歩んで行くと

そこに、「御寺 泉涌寺」の大門がありました。


大門を過ぎると、木々のざわめきだけが聞こえていました。


京都はシーズンオフとは言え、街には大勢の観光客が溢れています。

しかしながら、ここ泉涌寺には「真の静けさ」がありました。


まず、仏殿で三世仏(阿弥陀=現在、釈迦=過去、弥勒=未来)を参拝しました。


そして、話題の「韋駄天」の特別拝観が行われている舎利殿に向かいました。

舎利殿には私一人でしたので、丁寧に説明していただきました。

手を打つと天井と床が大きく共鳴する「泣き龍」を体験することができました。


次に、本坊に向かいました。

本坊にある御座所には、とても素敵で静かな庭園がありました。

縁側から庭園を拝観させていただきましたが、水琴窟の水音と風の音だけが聞こえるひと時でした。





泉涌寺の塔頭 「雲竜院」(真言宗泉涌寺派別格本山)は、泉涌寺のさらに奥にあります。